スキップしてメイン コンテンツに移動

③内省

反省です。ケータイのメモにあったのを少しずつ書いていきます。


 気づくと時間が進んでいることが増えた。いつの間にか六月が終わりかけている。大したことしてねえまま、堕落した日々に甘えて時間を捨ててしまった。内省。


 生きていると、毎日、後悔と自分しか認知することの出来ない罪っていうのが自分の内側に溜まってく。とはいえ1日に1つ2つしか溜まらないので、何日か寝て起きたら忘れてる。
 でも滅茶苦茶な気分の時やムシャクシャした気分の時は、それを忘れることができずにずっと抱え込んでしまう。そうしてそれを処理できなくなった頃に築いてきたもの(信用や友人)を失ってしまう。
 言葉や拳の形をとって、暴言や暴力になってしまって失うのだ。



 今日のやつには後悔はない。ただ、暴言や暴力になることを止められなかった自分に対して、深い憤りを覚えている。命令のように他人から言われたり、気怠そうなトーンでタメ口をきかれると、自分は「舐めた態度をとるんじゃねえ!!!」と怒ってしまう。これは多分、潜在的な意識の中で「自分のほうが格上だ」と思ってしまっているからだ。つまり、自分がエライ人間だと思っているのだ。
 こんなのはいけない。ロクでもない奴だ。だから私は人から距離を離されることが多いのだろう。唯我独尊のワガママ野郎だ。自分に嫌気が差す、溜息が止まらない。


 何も考えなくて良い時間が欲しい。ぼーっと空を眺めていたい。しがらみも重力からも逃れて、本当に力の入っていない状態で生きていたい。


 宮沢賢治の作品は難しい。自分がバカなだけだけど。小説なのに文にリズムがあって、気持ちよく読めてしまう。その結果、内容を捉えて頭に入れる前に次の文へと進んでしまうので、起きていることを見失ってしまうのだ。自分が考えることをしない(「出来ない」より「やり方を知らない」の方が正しい)人間だと言うことを改めて認識させられた。
 わからなかったので解説をみた。その時に「春と修羅」という作品に賢治の心情が現れているというのを聴いて、調べてまた解説を読んだ。その時に米津玄師の記事も出てきた。そのうち、インタビューやエピソードを見始めて、Flamingoの歌詞の解説も見た。自分で考えられる様にならないといけない。


 僕はこの先、音楽でどうなっていきたいのだろうか。本気で考えてるわけじゃない気がする。所詮趣味の域をでないような、未だに気取っているような、そんな感じだ。多分自分はロクでもない人生を送るのだと思う。自殺するかもしれない。借金するかもしれない。目の前の迫りくる現実から目を背けていて、自分に確固たる自信がないことによる空虚な自尊心と孤独な自我が深く深く芽生えている。


 自分はこういう人を指す言葉を知ってる「甘ちゃん」だ。仮面のように表面にひっついた言葉(自分の心の深くまで根を張っておらず、偽物の、仮面のような振る舞いなども含む)で誰かを騙せている気になっているのだ。そんな上手く行く訳がないのに。周りの皆が優しいだけだ。


 デジタルタトゥーを彫りまくったらデジタルヤクザになるのかな。


 反省と自傷を履き違えてはいけない。誰も幸せにはならない。世界にとってチンケな自分が、地球にとってチンケなスペースにあるチンケな学校で、くだらねえことをして冷笑や冷たい視線、至極真っ当な正論に自分がキレてしまったことによる大量のヘイトを得ている。
 それらは多分、一種の開き直りからくるもので、「もうどうなってもいいぜ!」って気持ちの表れだ。明日には空に向かって「お天道様が大っ嫌いだ!」とか叫んでみようかな。やらないけど。


 素朴な人間になりたい。つまらない人間でも、無知な人間でもなく、全てを素直に受け入れるような、そんな人間になりたい。


 「ペンギン・ハイウェイ」はなんど読んでも面白い。自分のお気に入りの中の一つだ。


 僕のことを嫌ってください。罵ってほしいです。孤独になりたい。


そんなこんなありつつ、新曲は2,3曲ほど出来かけています。ゆっくり投稿していくので見ててください。

コメント

このブログの人気の投稿

【解説】害虫

最近すっかり怠け癖がついてしまって音楽も勉強も家事も全部サボってます。 HAPPY BOMBERです。 昨日(2024/4/19)に投稿した新曲について記そうと思います。  今回の曲の「害虫」はある曲に感銘を受けて、 「私がこの曲のテーマを描くとしたらどうなるんだろう」と思って作った曲です。 勿論それだけではなくて、自分がずっと感じていたことや苦悩も込めました。 曲調はその曲に寄せ、その中に私の曲らしさも詰めています。 色々と悩んでいることを曲にして吐き出しました。 出来れば歌詞にこめた意味も汲み取ってほしいです(そんな難しくはないから)  途中までは自分でMVを描いたりもしてたんですが、自分の実力では無理だと察して、 ふわつくねさんのイラストをpiaproからお借りしました。  今回の曲で恐らくパクリだとか言われることがあると思います。自分はリスペクトしてオマージュしたつもりでも傍から見たら変わらないように思われると思います。 それでも作りたかったのは事実です。作ったのも事実です。 当然ですが、この曲でお金を稼ぐとかそういうつもりは全くありません。 言い訳がましいですが、全部本心です。 理解しろとは言いません。責められても構いません。 私はこの曲を世に出すという覚悟を決めています。 読んでくださりありがとうございました。

②向くまま

 鬱っぽい気分なので日記を残します。自分が感じていたことを忘れないようにする為です ◆  自分は何のためにブログを書いてるのだろうか。考えてみると分からない。自分の思想を伝えたいとか、新曲の情報を公開したりだとか、そういうことに使おうと思って書いているわけじゃない。ただ無心。何も考えていない。 こんなことばっか考えてるから阿呆なんだろうな、自分は。 ◆ 【自分の実在の感じ方】  半袖半ズボンで外に出て、立ち止まってみる。自分の本体はこの体の100分の1も無い様な大きさだと思いこむ。まるで巨大ロボを操るパイロットだ。  そうして下を向くと自分がとても高いところにいる感覚がする。そのうち落ちてしまうのが怖くなって足が震える。恐怖が限界に達して不意に「ああ!!」と叫ぶと、そこでやっと自分の足が地面についているのが分かる。自分は落ちない、そう思った瞬間に安堵する。  こうして自分の実在を感じるのだ。 ◆  怒りを原動力に何かをするのは良い。大きなエネルギーを持っているから。でも怒りを原動力に何かを作るのは危険だ。受け取った人に怒りが伝播するか、もしくは傷つけるかをしてしまう。怒りってのは大きな力を持っている。嫉妬や妬みなどの力を持たない負の感情とは比べようもないような大きいやつ。  負の感情ってのはツマラナイ。だからあんまり発信したくない。 尤も、自分の心情の九割九分は前述のような負の感情なので、発信しないようにしたら殆ど空っぽになるのだけれど。零割一分を育てようと思います。 ◆ 「うんこは汚え」と思った。自分の栄養になってくれたのにゴメン。 でも尊敬はしてる。 ◆  風が吹く。枯れかけの街路樹の葉が散る。黄色い。「これから夏だってのに、勿体無え」と思ったけど野暮だ。余計な一言。 ◆  最近の自分はつかれているのかもしれない。たまに目の前が赤色や青色、黄色、緑色にぐるぐる変わってクラクラしてしまう。全く恐ろしい。そういう時はため息を一つ大きく吐く。すると徐々に直ってく。  まあ多分、ただの睡眠不足だと思うのでたくさん寝ます。サイケデリックを作る時の参考になるかな。 ◆ おやすみなさい。

①不安と違和

不安、不安。不安。  最近、私に不安が付きまとってくる。ずうっとずっと。 起きた時から眠りに落ちる瞬間まで、そいつは離れてくれない。 でも唯一そいつから逃れられるのが眠っている時、つまり夢の中だ。夢ってやつはどうしてこんなに良いヤツなんだろうか。不安やら辛苦やら何やらを全て忘れさせてくれる。私が人並みに暮らせているのは夢のお陰なのだと、改めて感じた。 ◆  三日ほど前にアリの巣を小一時間、ぼーっと観察した。その時に、私達が踏みしめているこの地面の下には沢山の命があるのではないかと思った。私は感動した。それと同時に失望した。感動したのは、私が気づかないところにも、沢山の命が存在しているということを知ったから、失望したのは、そのことに、自分がのうのうと無気力に生きてきた所為で気づけなかったからだ。 ◆  私たちの命は他の命によって存在していられるのだ。命はどんな形であっても必ず影響しあっている。そのことに気づくと、私が軽々しく命に関する曲を作るべきではなかったのではないかと思う。今更言っても仕方が無いけれど。 ◆  最近、曲がうまく作れない。もっと正確に言うならば、曲を作る途中で、「違う」ような感覚がしてしまうのだ。この「違う」というのを言語化しようとすると難しくて、力だけで解いた知恵の輪を見たような、涙の出ない号泣をしたときのような、そんな感覚だ。  兎にも角にも、この「違う」ってヤツと「不安」ってヤツが仲良く私の下へと来る所為で、私は今までに経験したことの無いような無力感、空虚感に苛まれているのだ。 つーわけで、曲は5月の終わりごろになります。すいません。 乱雑な文章を失礼いたしました。